レインウェアの選び方 〜5つのポイント〜

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レインウェアのサイズを選ぶ時の注意点!

レインウェアはアウターですので、基本的には普段着られているお洋服よりも

少し大き目のサイズをお選びいただくようにおすすめしています。

また、用途に合わせて身体のよく動く部分を想定してみましょう。

ご試着の際には、座ったり、 かがんだりした時に背中やお尻が出てしまわないよう

股上の深さをチェックしたり、腕を上下させてみて肩や腕が快適に動かせるかを

しっかりとチェックをしましょう。

(各製品のパッケージに記載されるサイズチャートも必ず確認しましょう。)

 

防水性・防水加工とは?

生地の表面で水をはじくだけのはっ水性とは違い、外部からの水分

をシャットアウトするためのコーティングを表生地の裏側に施し、

雨水の侵入を防ぐ性能が「防水性」です。

防水のレインウェアは、生地だけではなく、生地の継ぎ目(縫い目)

にも防水加工が必要なため、縫い目の裏に止水テープを貼られ、

雨の侵入を防ぐ加工が施されています。

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はっ水性・はっ水加工とは?

はっ水性とは生地の繊維1本1本に水をはじく加工を施すことで、

生地表面に付いた水をはじき、滴となってコロコロ落ちる性質のことです。

そのため汚れが付きづらくケアも簡単に済みます。ただし、防水とは違い、

生地にはわずかな隙間があるため長時間の多量の雨の中や、リュックを

背負ったり、座ったりすることにより圧力がかかる部分では、水が浸入

することがあります。

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レインウェアの耐水圧とは?

耐水圧(単位mm)とは、生地がどのくらいの水圧に耐えられる

防水性を備えているのかを表します。

店頭に並んでいる防水レインウェアのほとんどは、通常、

耐水圧2,000mm以上が確保されていますが、雨天での屋外作業や

運動には耐水圧が5,000mm程度以上のものの検討がおすすめです。

 

 300〜500mm・・・小雨レベル(傘の耐水圧は500mm程度)
 2,000mm・・・中雨レベル
 10,000mm・・・大雨レベル
 20,000mm・・・嵐レベル

レインウェアの透湿性・透湿度とは?

透湿性(単位g/u-24h)とは、生地1uあたり24時間で何gの

水分を透過できるかを表します。

体を防水素材で覆うと、汗で濡れ・ムレも生じてしまいますが、

透湿性生地を使用したレインウェアは、雨の内側への侵入を防ぎつつ、

体から出る汗や水蒸気を外に逃がす機能を持っています。

この数値が高ければ高いほど、発汗して出た水蒸気を生地の内部から

外へ逃がすことにより、ベタつきやムレを感じにくくすることができます。

2層(2レイヤー)、2.5層(2.5レイヤー)、3層(3レイヤー)の生地とは?

2層(2レイヤー)素材を使用したレインウェア

 はっ水加工を施した表地の裏面に防水コーティングを施した

 防水生地を使用しています。通常、生地内側には、着用時に

 ベタつきを感じにくくするためのメッシュが縫い合わされて

 おり、かさばりやすく着脱時に不便さを感じることもありますが、

 価格は比較的なもの安価が多いです。


2.5層(2.5レイヤー)素材のレインウェア

 防水加工を施した生地(2レイヤー)の裏面に、多くの場合

 プリントのラミネートを施した生地を使用しています。

 内側にメッシュを貼らなくてもベタつきが少ないため、

 軽量で着脱がしやすいものがほとんどです。

 3層素材より生地の仕上がりが柔らかくコンパクトにまとまり、

 アウトドアでのレイヤリング(重ね着)にも最適です。

AAAパーフェクトレインスーツ AAAパーフェクトレインスーツ(2.5層構造)

 
3層(3レイヤー)素材を使用したレインウェア  

 防水透湿素材を表地と裏地で挟んでラミネートしているため、

 優れた耐久性と快適な着心地を持ち合わせた高機能素材です。

 その分高価格なものがほとんどです。(例:ゴアテックス)

アンダーブレラフィット アンダーブレラフィット(3層構造)




リップストップとは?

パラシュートにも使用される、裂け目を止めるため

格子状に糸が織り込りこまれる生地の総称。

リップとは英語で裂けるという意味で、糸を格子状に織り込むことで強度を上げ、

また裂け目が太い糸の部分で止まり広がるのを防ぎます。

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レインウェアの素材で使われるナイロンとポリエステルの違いとは?

ナイロンもポリエステルも合成繊維の一種です。

ナイロンは軽くて摩耗と引き裂きに強く、伸縮性が高いのが特徴です。

ポリエステルは耐熱性があり衝撃に強く速乾性に優れ、

洗濯による伸びが少ないのが特徴です。

ポリエステル製よりナイロン製のレインウェアの方が高価格である場合がほとんどです。

裏ポリウレタンコーティング、裏PVCコーティング等、レインウェアの裏地のコーティングとは?

防水のレインウェアの生地には、表地の裏側に外部からの水分をシャットアウトする

ためのコーティングが施されます。このコーティングにはいくつか種類がありますが、

防水の生地は、軽くて柔らかいポリウレタンコーティングのものか、

ポリウレタンより重くて若干ゴワつくが耐久性があるPVC(塩化ビニル)コーティング

のものがほとんどです。

これらのコーティングは、その商品の価格や機能性によって使い分けられています。  

例えば、防水以外の機能として、透湿のレインウェア使用されることが多い

「ポリウレタン樹脂」ですが、非常にデリケートな素材で、激しい摩擦や経時変化により

ダメージを受けることがあります。

それに比べて、非透湿のレインウェアに使用されることが多い「PVC(塩化ビニル)」は

強度に優れ、痛みづらく丈夫で長くご使用いただけますが、「ムレる」「重い」といった

欠点があります。

普段使いをされる場合は、ポリウレタンコーティング等の透湿性のあるレインウェア

の方が快適に過ごしていただけるでしょう。

このように用途や環境に応じて、素材もチェックしてみてください。

レインウェアの種類

セパレートタイプ

 全身を覆う高い防水効果と、行動の軽快さが魅力です。

 ジャケットはウインドブレーカーとしても利用可能で、コンディションに応じ、

 ジャケット単体、パンツ単体、上下セットと使い分けることができます。

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コートタイプ

 長めの丈と手軽に羽織れる部分が魅力です。

 強風時や豪雨などの時にはレインパンツや傘などと一緒に

 ご利用いただくのがオススメです。

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ポンチョタイプ

 頭から被るタイプなので着るのが簡単。

 ザックごと被ってしまえ、脇と裾が大きく開くので蒸れにくく、

 ハイキングやウォーキング、野外フェスティバルなど、多用途で活躍します。

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レインウェアを着用していたのに水が浸みたり漏れてきたのはなぜ?

雨の日に防水のレインウェアを着ていて内部が濡れてしまった原因として

2点考えられます。

 

漏水によるもの

 レインウェアを脱いだ時に局所的に濡れている場合は、漏水している可能性が高いです。

 原因としては着用や水洗いを繰り返すことで起こりうるレインウェアの劣化や損傷です。

 ・生地に傷がついたり穴が開いてしまっている。

  (→生地の一部が破れてしまった場合は、市販のリペアテープを貼りつけて補修が出来ます。)

 ・摩擦により生地裏側のコーティング樹脂が剥がれてしまっている。

 ・レインウェアの内側の縫い目部分に雨の浸入を防ぐために貼ってあるシームテープの

  接着力が不十分になってしまったり、テープ そのものの耐水圧が低下してしまっている。

  (→市販の防水テープを貼りなおして修理が出来ます。)

 ・生地表面のはっ水加工の効果が弱まっている。

  (→市販のはっ水、防水スプレーをご使用いただくことで効果を長持ちします。)

 

汗ムレによるもの

 漏水が原因で起こる局所的なものではなく、レインウェアの内部全体が濡れている、

 湿っぽいと感じる場合は、汗ムレである可能性が高いです。

 これは着用時に衣類内がムレてしまい湿気が結露することで起こります。

 屋外作業や登山など激しい発汗を伴う運動をしている場合は、

 その原因の判断が難しくなります。

 レイヤリングなどで中に着るものを工夫し体温を奪われないようにしたり、

 内側のムレや水蒸気を外へ逃がす透湿性の高いレインウェアや、

 背中や脇にベンチレーション(空気口)の機能がついたレインウェアを

 選ぶことをオススメします。

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 背中に大型ベンチレーションが付いた透湿レインスーツ(エスレインスーツ)




STOP! 傘さし自転車運転

雨の日は道路が滑りやすくなり、天気が悪いため周りが暗く、雨で視界も悪くなります。
そんな中での片手運転は、ハンドルの動きを保ったり、
ブレーキをかけるなどの自転車の制御を片手ですべて行うことになります。

最近は自転車は基本的に車道を走行するよう指導されていますが、雨の日は道路に水溜りがあったり、道路に溜まったゴミや雨水で道路上の凹凸がわかりにくくなっていたりします。
また、すぐそばを大きなトラックやスピードを出した車が通ると、風にあおられる場合もあります。

突然の強風や道路の凹凸など、2輪で走行する自転車は簡単にバランスを崩してしまい、
片手運転だった場合はバランスを立て直すことができず、そのまま転倒したり、車や歩行者に接触したりする可能性があります。

自転車は操作が簡単なため、小さな子供でも乗ることができる身近で便利な乗り物ですが、道路交通法上は軽車両となります。

事故が起きれば自身が被害者になるだけでなく、加害者となった場合、人の命を奪うようなことも起こりうる乗り物なのです。

雨の日はレインコートやポンチョなどを利用し、周囲の歩行者や車などに気を付け、安全に配慮して自転車に乗りましょう!




自転車に乗る際はご注意下さい